ホビーレーサが目指す「究極」の種目である200kmレース(プログラムより引用)が行われる大会に参加してきました。マンガ「シャカリキ!」にも出てくる。
200kmをレース強度で走るなんて、「初心者」にはムリなので、85kmレースに参戦。
他に50kmと130kmレースがある。50kmレースでは、200kmレースの前半の比較的に平坦な部分を走る。
130kmレースでは、その後半部分で主に山岳部分を走ることになる。
参戦した85kmレースは、その後半部分で、2度横断する山岳部分を1度にしたレースです。「おいしいところ」を味わえる。
さて、結果は…
市民レース85km
85km/2:38'18"75(+18'53"64)=32.22km/h
77位/223人完走(361人登録)
源河への坂で千切れて、レースを終了
(いつものパターン)。
この大会に向けて、レースをどのように走ろうかと色々と考えた。
まず、この大会は、一般道を交通規制して行われる。
したがって、指定された箇所(打切関門)を交通規制が解除される前に通過しなければならない。
初参加だし「初心者」なので、その打切関門に気をつけなければならない(たぶん、大丈夫だろう)。
つぎに、展開を考えるわけだが… 上位着は明らかにムリ。
過去のリザルト表を眺め、その方々のJCRCクラスを調べた。私の実力では50~100位ぐらいかなぁと予想する(やってみないとわからない)。すなわち、50位を私の仮想1位とした。そのぐらいを自分のトップ集団と考えて走ることにする。
さらに、コース図を眺めて、マンガの舞台になった普久川ダムよりも源河への横断が勝負になると、すぐにわかった
(結局、試走せず)。ここを持ちこたえれば、得意な平地で勝負ができる、と…
雨中のレース
さて、スタートですが…
スタートはゼッケン番号順と明記してあることを「尊」守しつつ、上記の目標を考慮して、全体の2/3ぐらいの位置でスタートする。10:05頃。
スタートして直後の登坂で、さっくり右からポジションアップ。その下りで少し踏もうかと思ったが、おとなしく集団に戻る。
全体の1/3ぐらいに位置取り。その後は、一気に縦に伸びた。すかさず、コバンザメ走法。周りは、集団で走行する気なし。
元気だなぁと横目で眺めながら、前にいるヒト、後ろから来るヒトを利用させてもらって、ポジションアップして行く。
前方には、同じレースに参戦しているチーム員を見えている。
淡々と走って行くと、前方のトンネル内から「落車ぁ~」の声が聞こえる。
近づいて行くと、暗闇内でバタバタとヒトが倒れていくのが見える。トンネルに入るとパタン。集団落車発生。
完全に停止かなぁと思ったら、左端が空いていたので、そろそろと抜ける。すると、先に抜けたヒトが、数m前方でクルリと横を向いて、パタンと倒れた。まだ落車が続く。それもかわし、加速しようとぐいっと踏み込んだら、私のリアタイヤが横に向きかける。
慌てて車体を真っ直ぐにし、そろりと加速して行く。このときに、この路面は氷のようだとわかった。恐ろしい。
つぎのトンネルでは、皆、微妙に減速していた。
海岸沿いを走り抜け、いよいよ山岳横断になる。苦手な登坂だが、力まないように上がって行く。
うれしいことに微妙にポジションをあげていく。変わらず、チーム員を前方に見えている。
登坂が得意な方なので、その背中を目印に上がる。しかし、いつの間にか見えなくなり、千切られたかなぁと思いつつ頂に到着。
しばらく走ったら、路肩に停止していた。メカトラブルのようだ(後に落車と判明)。
下りを無難にこなし、淡々と進む。つぎの登坂に備えて変速しようとしたら、うまく変わらず。
少し強引に操作したらチェーンを落とす。
多くの人がいる補給所の手前だった。なんとなく恥ずかしい。慌てて直し、走り出す。
ここから、アップダウンが続く。一人旅だと厳しいなぁと思っていたら、前方に3人ぐらいで走っているグループを発見。
そこに加わる。脚質が似ている方々で走りやすく、ローテーションしながら、つぎつぎと先行者を吸収して行く。
結局、10人以上の集団になっただろうか… そのまま、平良まで来てしまった。
そろそろ、勝負どころの源河への坂なので、体力を温存しようと集団内で休んで補給していたら、目の前のヒトがフッと力を抜いた。
すると、一気にその前との間が空き、あららと思っていたら、先頭グループがスイスイと前へ行ってしまった。
中切れだよ、何やってんだよ、と思いつつ、どうしようかと慌てる(まだ補給中)。誰も追わない。どんどん、離れる。
頭に血が上り、自分で追う。同時にもう一人出てきて、ふたりで追走。休んだ分を一気に失うどころか、赤字。意気消沈。
その直後の慶佐次への坂をきつく感じ、結局、休めずに源河への坂へ。仕方がないので、淡々と踏んでいく。
最初のうちは付いて行くが、次第に離れる。くるくる回す。1段重いギアにすると、脚が終わりそうであった。
ずぶずぶと沈む。坂の上に地名の看板が見えたので、あそこが頂だと思って、なんとか踏むが、既に集団は見えなくなっていた。結局、20人近くに抜かれたような気がする。なんとか取り戻そうと下りで踏むが、つぎの上りで完全にへろへろ(だったようだ)。
おじさんライダーに後ろに付け、と声をかけられる。お言葉に甘えて付くが、おじさんは数mできつそう(頼むよ)。
もう下りなので、私が出て牽いてあげようとするが、おじさんが付いて来れそうもない。さっさと行くことにする(どうもね)。
集団を追う。併せて、最終打切関門の時刻も気にする(12:45だけ覚えていた)。
下りは、ひたすら踏んだ。海に近づいて来たのがわかったので、そこが源河(最終打切関門)だと認識。完走確定。
あとは、集団を追うのみ。源河の手前で見つけた、千切れている平地系の2名とローテーションを開始。
平地系なのでどんどん進む。ここで千切れたら、一人旅はきつ過ぎるので、必死に喰らいつく。
そして、先行者を吸収していく。付いてくるヒトもいるが、すぐに千切れる。
結局、最初の3名で突き進む。
次第に、私も上りでもたなくなってきた。途中の丘越えで、最初の2名からは完全に千切れる。
しかし、諦めずにその直前で吸収したヒトとローテーションしながら、さらに進む。
ローテーションするヒトがどんどん変わっている気がするが、もう良くわからない。
少なくとも、私は抜かれていない。
私が牽いていて、疲れたので替わってもらおうとチラリと後ろを見ると、誰もいない。
仕方がないなぁと思ったら、ドカーンと一人がやってきたので、それに付く。ゴールまで、既に1kmを切っている。もうこのまま牽いてもらう。そして、刺すつもりにする。
相手もそれに気づいて、数百m手前で抑え気味に左に寄る。お互いに牽制。ラインが見えている。
自分がいける距離で、一気にスプリント。付かれないように右に離れる。
ゴール時にチラリと見ると完全に負けたとわかった… 76位争いの4/100秒差でした。
完走はできた。77位。
目標としていた50位とは、約+2'50"差。ざっと、約1.5km差。遠い。
着順も展開も予想通りだった。そして、負け方も。「おきなわ」は、実力どおりの結果になると言うとおり。